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緊急事態宣言等に伴う国・静岡県の給付金等について
~飲食店の時短営業等があった場合等~
静岡県にもまん延防止等重点措置に続き、緊急事態宣言も発令され事業者向けの給付金の申請も9月から開始されております。
申請できる制度がいくつかありますので利用可能な制度について主要なものをまとめてみました。
主に飲食店向け
時短営業や酒類の提供を行わないことを条件に、静岡県から協力日数に応じた協力金を受け取ることができます。
注意点として「安全・安心認証制度」の認証等を受けていることが条件ですが、現在申請中でも認められるようです。
県の制度ですが郵便提出とともに電子申請制度も用意されているようです。 なお、月次支援金との重複適用はできませんので注意が必要です。
◆まん延防止等重点措置にかかる期間(浜松市の場合は8月8日~8月19日まで)
http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/covid-19-manboh.html
まん延防止等は既に申請が開始され私もお客様の申請のサポートをさせていただきました。 電子申請での提出でしたが必要書類が多いです。また金額について税抜での記載が必要だったりします。
◆緊急事態宣言にかかる期間(浜松市の場合は8月20日~解除まで)
http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/covid-19-kinkyuu.html
飲食店も含むその他事業者向け
◆月次支援金(国の制度)
緊急事態宣言等により飲食店等の休業要請等の影響で2020年又は2019年の特定の月と比較して50%以上減少している場合に、上限月額20万円(個人10万円)が支給される制度となります。
申請画面については、国の制度ですので昨年の持続化給付金の申請によく似た形で入力する形になっています。
月次売上金の入力は2019年1月~今年の申請月までの売上高を入力するようになっています。
また、税理士等の登録機関による事前確認が必要となる点が以前の持続化給付金と大きく異なる点となります。
https://www.meti.go.jp/covid-19/getsuji_shien/index.html
こちらもお客様の申請のサポートや事前確認をさせていただきました。 事前確認は申請 ID(事前確認用)を税理士等の事前確認機関に通知することで事前確認が可能です。
◆中小企業等応援金(静岡県の制度)
静岡県では上記国の月次支援金とは別に売上の減少率が30%以上50%未満(一般枠)の場合(その他酒類事業者枠あり)の応援金を設けております。
上記月次支援金を受け取ることができない方への給付金ですが一般枠の場合は月次支援金との重複適用ができないため注意が必要です。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-550/chushokigyotoouenkin.html
最後に
浜松市ではワクチンの接種が比較的進んでいて無事2回目の接種を終えることができました。 まだコロナが厳しい状況のように思えますがそろそろ出口が見えつつあるのかなとも思います。